Café HITOMA
建物概要
所在地 | 戸塚1-11-24 | 構造等 | 木造 |
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主要用途 | 店舗併用住宅 | 建物築年 | 令和3年7月 |
建築面積 | 70.13㎡ | 延床面積 | 129.8㎡ |
ギャラリー
【内観(店舗)】
【外観】
入り口
設計者概要
●設計
株式会社LAD
高山禎章(たかやまよしあき)
ウェブサイト https://lad-walkthelife.jp/
設計コンセプト
コロナウイルス感染症拡大により都心部のテナントは空きが増え、リモートワークの普及により、一層住まい方・働き方が変化しているのを実感している。
「住」と「働」はより近づき、日々の生活動線はより短くなる。
駅から徒歩3分の立地の都市型店舗併用住宅、プライバシーを考え住まいとカフェの空間は隔てつつ、「北欧」+「アウトドアテイスト」のデザインと「屋外テラス」の外部空間で結ぶ計画とした。
設計のこだわり
「HITOMA」の由来である「HITOと人のMAを結び人と間を育む」というコンセプトのもと店舗・住宅共に一間(1820mm)に基づいた空間構成とした。
店舗構成は子育て世代の利用、ワークショップ利用等来店目的が異なる為、客席を3層に区分し、居心地の良さに配慮した計画とした。
“子×食×住”
Café HITOMAの設計・運営を担当している株式会社LADは「子×食×住」のコンセプトのもと、子どもに携わる事業を展開している。食育事業の一環として2020年から開始しているLAD Marcheでは、地域の農家と業務連携をし、地産地活を目指している。子どもを中心とした地域の人たちへ新鮮野菜を提供すると共に規格外野菜を扱い食品ロスにも配慮した取組を行っている。
地域との交流を通じ、株式会社LADの思いを発信する場所としてCafé HITOMAを開設した。
LAD Marcheから地域交流が始まり、
Café HITOMAの開設により
交流の輪をさらに広げている。
屋上テラス
カフェは東川口の高台に位置しており、建物の最上階には最大20人が座れる屋上テラスがあり、料理と飲み物を開放的な空間で楽しむことができる。
閉鎖的になりやすい駅前立地において、夏の夕焼けや冬の星空など自然をより近くに感じることができる空間を実現した。
開放的なテラスで食事や休憩ができる。
駅に近い立地ながら、季節の流れや自然を
身近に感じることのできる空間となっている。
景観についてこだわった点
外観は隣接した建物になじむよう黒を基調とし、 SOLIDOを採用し、時間の経過と共に風化を楽しめる計画とした。グレートーンをベースに北欧家具・照明で彩りを加えた、内装デザインが、ガラス面を通してお店の外にも広がっている。
所在地マップ