パンの田島
Before
After
建物概要
所在地 | 栄町3丁目10-15 | 店舗種別 | パン屋 |
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出店時期 | 平成27年11月 | 建物築年 | 昭和60年頃 |
以前の店舗 | お惣菜販売店 |
フォトギャラリー
設計コンセプト
日常の都会の喧騒の中で、 「ちょっとホッとしたい。」や「昔はよかった。」「子供の頃に戻りたいなあ。」という現実逃避の思いにかられる方もかなりいらっしゃるかと思います。当店では、現実を離れてちょっと気分転換になる、懐かしい「昭和」を連想させるデザインにより、年配の方から若い方まで、いろいろなお客様が「懐かしさ」や「童心」に帰れるようなお店づくりにしたいという思いを設計のコンセプトとしました。
設計上のこだわり
ちょっと懐かしい「昭和の学校の教室」を連想させるノスタルジックなデザインにこだわりました。外観のデザインはシンプルでグレーを基調とした抑えた色彩の中に木造校舎風のファサードが象徴的なデザインとなっております。内観については、全体的に木を中心とした建材を使用し、風合いを演出するためのこげ茶色の塗装を施しました。時代感を演出する為に左官職人が仕上げた金コテ仕上げのモルタル壁、木札に筆で書いたお品書き、昭和の教室の象徴である丸い壁掛け時計や昔ながらのポスター、さらにはお店のスタッフにも給食当番風のユニフォームを着用させることにより、徹底したデザインと演出にこだわりました。
出店して良かったところ
お客様の目の前で給食当番風の白衣を着用したスタッフが注文を受けてから調理を行うその工程を行う様が、「昭和の学校の教室」の空間に調和し、特に年配の方や親子連れの方などが昭和の頃を思い出されている様子をお見受けします。ひと時でも都会の喧騒から離れ、ちょっと懐かしくホッとくつろげるお店づくりができたと嬉しく思っております。