SUGAR CUBE HIGASHI-KAWAGUCHI (シュガー キューブ ヒガシ-カワグチ)
建物概要
所在地 | 東川口3-2-5 | 構造等 | 鉄筋コンクリート造 |
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主要用途 | 共同住宅 | 建物築年 | 令和2年3月 |
延床面積 | 1788.39㎡ | 敷地面積 | 404.72㎡ |
ギャラリー
設計者概要
明邦興産一級建築士事務所
●ウェブサイト
www.meiho-net.co.jp
設計コンセプト
コンクリートの持つ自由度の高い造形特性を活かし、縦横に縛られない丸みを持たせた柔らかなフレームに、ガラスやスチール、腐朽に強いサーモウッドルーバーを組み込んだ、個性あるファサードに仕立てました。
周辺環境や立地について
東川口駅より徒歩至近で、商業エリアから居住エリアに移行する立地となっており、とても住みやすい環境となっています。
物件名の由来
『SUGAR CUBE』は角砂糖をイメージした、白を基調としたマンションシリーズとなっており、市内にも同じシリーズのマンションが建っています。
設計のこだわり
“麻の葉の格子と和サイン”
外観は軒裏に木を使うことで優しい印象となっていますが、内部はアルミパネルを使うことで近未来的な特徴あるデザインとなっています。
内部にも『SUGAR CUBE』シリーズのサインモチーフである麻の葉模様の格子のデザインや和を取り入れたサインを取り入れることで、和と近未来が融合した建物となっています。
“木の温かみ”
ルーバーと軒裏に木を使用しており、コンクリートだけでは出せない温かみのある外観となっています。夜も照明によって軒裏が照らされて、木の良さが引き立つ空間となっています。
“中庭型の吹き抜け”
2階から9階に吹き抜けを設け、手摺にシルバースチールを使うことでスタイリッシュで近未来を感じさせるデザインにしています。昼間は自然光の光が入る事で高層でありながら明るい空間となっています。夜は吹き抜けに照明を設けることで昼間とは違った落ちついた雰囲気となっています。
“近未来的なエントランス”
内観にはアルミパネルを使うことで外観とはまた違った近未来な空間にしています。アルミは加工がしやすく、デザインや意匠面において様々な質感を表現できるという特性を持っており、その特徴を活かした空間にしました。
“充実した共有ルーム”
居住者が無料で使えるシミュレーションゴルフ、パターゴルフ、マッサージルームなどがあり、自由に使うことができ、居住者同士も日頃からコミュニケーションを取ることができます。
周辺との関係性や通りに面した部分についてこだわった点
9階建の高層ビルとなるため、自然素材の使用や角を落とした丸みのある立面形状で柔らかさを持たせ、圧迫感を抑える工夫をしました。
外構には植物を植え、アプローチにもこだわりました。また、石積み塀を設けることで、和のデザインを取り入れています。
エピソード
平面と立面で曲線を多用しているため、高い施工技術と空間把握能力が求められましたが、色々とアイディアを出し合いながら実現に至りました。
所在地マップ
明邦興産株式会社