フラワーカフェBLOOMY’S

建物概要

所在地 栄町1-9-3 構造等 鉄骨造
主要用途 飲食店、集会場 建物築年 令和3年5月
建築面積 519.98㎡ 延床面積 1253.94㎡

設計者概要

●設計
KASAHARA DESIGN WORK
笠原英里子(かさはらえりこ)
ウェブサイト https://www.kasahara-design.com/

●ガーデンプロデュース
株式会社東旺造園 
●空間プロデュース(フラワー&グリーン)
フラワーデザインオードリー

ディレクター
宍倉仁美(ししくらひとみ)
チーフデザイナー
設楽夕帆(したらゆほ)

ウェブサイト https://www.to-oh.co.jp/audrey

チーフデザイナー:設楽 夕帆

設計コンセプト

建物全体としては、地域や地元の人に向き合える新しい葬祭場の在り方というコンセプトのもとに計画された。
店内はオランダを中心にヨーロッパ風のデザインとしており、普通のカフェとは一味違った空間を演出している。

葬祭場と一体となっている建物
植物の枝や自然の素材を使った商品
植栽(オリーブ)

設計のこだわり

カフェの世界観を大切にするよう素材にこだわり、建物の外装をブリック貼り、テラスを木質にして温もりのある空間を演出した。特徴としてお店の内外に緑を散りばめ、多くの人の目を惹く工夫をしている。

 

落ち着いた雰囲気のテラス
ブリック張りの外装
緑の広がるカフェ
開店当初
12月ごろ

季節によって装飾も変わる

“ヨーロッパを日本に”
オランダを中心にヨーロッパから直輸入した商材や規格を落とし込むことで、日本にいながらヨーロッパにいるかのような圧倒的なスケールを感じることができる。
実際にヨーロッパから輸入した本物のアンティークを使用し、飾り棚の寸法もヨーロッパサイズを採用することでリアリティを演出している。
壁面をガラス張りにしたことで店内の雰囲気が店外にも伝わるよう工夫している。

入店後すぐに表れる巨大な飾り棚
目地割の大きいセメント系カラーモルタルの床、3m近くある植物などにより広々とした空間を提供している。
植物の枝や自然の素材を使った商品

ワークショップ

地域の方と触れ合いながら定期的にワークショップを開催している。
クリスマスリースやお正月飾りなど、季節のイベントに応じて様々な作品を作っている。
また、お子様向けのワークショップも開催しており、幅広いお客様に楽しんでもらえるようになっている。

ワークショップ参加者の作品
ワークショップの様子

景観についてこだわった点

通りに面した部分にフラワーカフェの店舗を配置した。
お客様の目を惹くように2層分のファサードを画面ガラス貼りとして店内の心地よさを通りに表現している。

Flowerhall_004

お店の外からも店内の緑を感じられる

所在地マップ


フラワーカフェBLOOMY’S

https://www.bloomys-saitama.jp/
BLOOMY′Sが掲載されたイタリアの雑誌
サムネイル画像:Flowerhall_001