食堂くく
建物概要
所在地 | 幸町2-3-7 | 構造等 | 鉄骨コンクリート造 |
---|---|---|---|
主要用途 | 店舗 | 改装年月 | 令和5年10月 |
建築面積 | -㎡ | 延床面積 | 60.00㎡ |
ギャラリー
【内観】
【外観】
設計者
皆川雅之(有限会社ケイプラス)
代表取締役1級建築施工管理技士
●ウェブサイト
https://www.kplus.studio
設計コンセプト
地元に根付く炉端焼き店をコンセプトとし、毎日通える和食屋をイメージしている。外観としては、大衆居酒屋と高級割烹の間になるように設計している。
コンクリート造の建物だが入り口や窓枠に木材を使うことで、和風な雰囲気を感じられるように工夫している。
縁側や暖簾が印象的な外観。チープな見た目にならないよう、タモ材やナラ材など素材が引き立つ木材を使用している。
設計上のこだわり
幅広い年齢層のお客様が受け入れやすいような店舗を目指している。店前ではお店の情報は極力伏せ、看板もシンプルなデザインにすることでお客様の関心を惹くよう設計した。
特に女性のお客様がお店に入りやすいよう、入り口や窓の桟を細めにして、上品な外観となるように工夫した。
テーブルやカウンターは設計者が造作したもの。広めのカウンターを設けることで、ゆったりと過ごせる空間を造っている。
また、照明計画にメリハリをつけ、足元等の照度を抑えることで料理などがきれいに映るように配慮した。
“通りからの視認性を意識した造り”
通りからの視認性を高める工夫もしている。
内装も外の一部と考えているため、お店の雰囲気が外にも伝わるようにガラス面の大きな窓を設けている。
元々は駐車スペースとして使っていた空間に壁を設けて店舗にした。