Maisonめだか さくら館&めだかのいっぽ
建物概要
所在地 | 安行202 | 構造等 | 木造2階建て |
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主要用途 | 知的障がい者グループホーム (児童デイサービス) |
建物築年 | 平成22年6月 |
延床面積 | 325.92㎡ |
ギャラリー
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【内観】
各室の柱、仕上材などにも木を使用しており、やすらぎを感じる空間が作られている。
【外観】
木造の外観と樹木が調和し景観が作られている。
設計コンセプト
埼玉県森林整備加速化・林業再生事業の補助金を受けて実現したこの建物は、1階が未就学児童用のデイサービス施設、1階の一部と2階は障害者用の自立生活をサポートするケアホームとなっております。
室内だけでなく、外壁も全面が木の板貼りとなっており、外観からも木の柔らかさや温かみを感じることのできる特徴的な建物となっております。
設計のこだわり
外観は、木の外壁が特徴的で、埼玉県産材として有名な西川材を使い、在来工法で組み立て、伝統的な木構造架構を用いており、ひとつひとつ部材を切り出し、職人さんの手づくりで建てています。
また、玄関タイルとエントランスにあるシンボルツリーの花壇のタイルはお施主様の思い出の品であるタイルやおはじきをリサイクルして再利用しています。
外観は全面木の板貼りとなっており、竣工時から現在までで約9年経ちましたが、竣工時に比べて木の色も周りの住宅街に馴染んできて、子どもの施設らしい温かみのある色彩になってきました。
景観についてこだわった点
子どもの施設となっている為、見た目は目を引くデザインとなっており、木で覆われた外観からは温かさを感じることのできる建物となっています。周辺が住宅街のため、高さや屋根形状も住宅スケールに合わせて計画しています。