SHO-AN2(ショーアンツー)
Before
After
建物概要
所在地 | 幸町1-4-4 | 店舗種別 | カフェ |
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出店時期 | 平成25年10月 | 建物築年 | 昭和45年頃 |
以前の店舗 | 質店 |
ギャラリー
オーナー
杉山 祥秀(すぎやま よしひで)
1965年北海道生まれ。札幌の洋食屋でのアルバイトから料理人の道に入りましたが、一時期体調を崩したことをきっかけに、からだにやさしい食とはなにかを追求し雑穀米と出会いました。
食材にこだわり、お客様に安心・安全な料理を楽しんでいただきたいと、「SHO-AN(幸町3-8-7)」を、さらに2号店となる「SHO-AN2」をオープンしました。お客様にゆっくりくつろいでいただくことを最優先に、日々精進を重ねております。
今の場所を決めた理由
20年前から14年間、デパートの飲食店の企画や経営に携わる仕事に従事し、自身でも川口市近辺で自ら企画・経営することに興味があり、6年前から古い建物を改造した飲食店(ショーアン1号店)をはじめ、戸田市などにも店舗を展開し、他に現在4店舗の企画・経営(社名:祥エステートオフィス(株))をしております。当店舗につきましては、売り出されていたことを不動産業を経営している妻が見付け、また、近所の友人の勧めや躯体等がしっかりしていたこともあり購入・出店しました。
店名の由来
店名は知合いのミュージシャンに付けてもらいました。「SHO」はオーナーの「杉山 祥秀」の「祥(ショウ)」からとり、「AN」は漢字の「庵」から由来しています。なお、「2」につきましては、「ショーアン」以外の名前を考えましたが、結局「2」としました。
設計コンセプト
食事をするだけでなく、お店の中にいるだけで都会の喧騒を忘れさせる様な「心が安らげる空間づくり」と併せて「心が和む昔の空気が漂う心地の良い雰囲気」、また、大人の遊び心をくすぐる「秘密基地的な存在」になるようなイメージで設計しました。
設計上のこだわり
デザインはオーナー自身の経験と感覚・アイディアを駆使し、古い部分を「古き良きデザインとして利用し演出する」にこだわり、設計の際には何度も模型を作り、また、施工の過程においても現場を止めながらデザイン設計を煮詰めました。そのため、開店までに半年以上の月日を要しましたが、内部は勿論、外壁塗装におきましても「古さの良さ」を演出するために単調な全塗装とせずに部分的なものとしました。なお、専門知識を必要とするライトアップにつきましては照明の専門家である知人に依頼しました。
またオープンの後も、店内をディズニーランドの様に常に変化・進化させる工夫にこだわり、特にインテリア(花や家具、アンティーク等)の入れ替えも頻繁に行い、お客様が何回来店されても、見ていてストーリーが生まれるようなものを選んで置いており、置き方についても空間に変化が生まれるような配置にこだわっております。
出店して良かったところ
古い建物の「古さの良さ(昭和30年代の力強さと当時の黄昏を思わせる和む空間)」を最大限に引き出した満足できるお店ができました。改修においてはかなりの負担もありましたが、新規物件の出店に比べると抑えられ、その分を商品に還元することができ、お客さまにも喜ばれております。